第161話

目を疑いたくなった。



「あれ?…何だ、真野だったの?支えるんじゃなかった。」



なんて言った玲衣さんだったのだ。



しかも、その顔はとってもげんなりしているのが分かる。



「ア、ハハハ。」



「ち、受け止めるんじゃなかった。」



そう言って爽やかな笑顔のまま、彼は私を支えていた片手をすっと離してしまう。



え…マジですか?



ゆっくりと後ろにまた倒れてしまいそうになる私の体。



ど、どうするべき!?



一瞬で考えた私の次の行動とは…――








「おい、何してんだ。お前。」



玲衣さんの顔がゆがむくらいに、玲衣さんが嫌なことをしてしまっていた。



い、いや…気づいたらこうなってしまいまして…。

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