第162話

「……てへ。」



「離せや、コラ」



そう。




私は今、玲衣さんの体に抱き着くようにして自分のバランスを取っていた。



しかし、それを玲衣さんはよしとするはずがない。



私を離れさせようとして、玲衣さんは私の頭からはがせようと歯を食いしばっている。



それでもまだ自分の態勢ができていないので、彼から離れようとすることはできない。



「お、お願いです!後、10秒だけ待ってください!」



「待てるか!さっさと、俺から離れろや!」



二人の言い合いが続く中、まさかのもう一人乱入。







「真野に触ってるんじゃねえええ!!」



と私と玲衣さんを離れさせようとした一人の人物。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る