第159話

と思っているのに、そんなことを思っていることを徠は全く気付いていない。



それどころか…






「頼む。もう一回、確かめさせてくれ。」



なんて破廉恥発言が出たので、目が飛び出そうなくらい驚きました。



流石の私もそれは阻止しなければと思って、腹部にパンチを入れようとしたけど、彼に抑えられて顔も固定されてしまう。





……え、マジですか?



そう思った時には彼の顔が目の前にあり、目前で…――






「徠。いい加減にしろ。」



「そこまでだ。」



左から柳生君、右からカラスさんが徠の首根っこを掴んでくれていた。



そのおかげで、私の唇は死守できた。

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