第151話

「分かったから。……ああ、頼むわ。」




短い言い合いだったけど、ただならぬものだった感じもする。



でも誰からだったのかなんて聞くのは、流石にちょっと図々しい気もする。




聞こうか聞くまいか迷っていると、私より先に空気の読めない人が私が聞こうとしていたことを聞いた。





「薺さん。電話の相手……誰っすか?」



そうだった。



気にしなくても、私より先に聞いてくれる人がここにいたわ。



あはは、と心の中で笑っておいた。



一方のカラスさんは、少しだけ困った顔をしていた。



多分、言いづらいことなのかもしれない。



どうやってフォローしようか考えていると、私より先に柳生君が動いた。

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