第145話
「……え?」
それが一瞬どういうことなのか分からなくて、戸惑っていると徠はそんな私に言う。
「受け取れって言ってんの!ほら、やる!!」
「わっ!?」
無理矢理渡してきた彼に本当びっくりしていると、私の手に少しだけ徠の手が重なった。
するとそれが彼にも分かったらしいが、正気に戻ったような顔をしてパチッと目を開いて……
「ぎゃあああ!!」
とすぐに手をひっこめた。
アイスは何とか死守したけど、いきなりだったので私はまたダブルびっくりを経験してしまった。
「えっと…え?」
意味が分からない私は、そんな徠の態度に首を傾げていると柳生君はその意味がちゃんと分かったらしい。
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