第7話

それを茫然と見ていた泰虎は、ゆっくりと私を振り返りつつ、言う。



「お、俺は夢を見てるんっすか?」



その目には驚きが隠せていない。



それはそうだ。




久々に会った友達だし、それに姿を一度消した相手だから。




「よお、泰虎じゃねえか。」



「……マジで美弥さんなんっすか?」



「俺以外に誰がいるんだよ?」



「だって、銀髪じゃないですし。」



そういえば、泰虎は銀髪の時のみゃー君しか知らないんだっけ?



「お前なあ、いい年こいたヤツが銀髪はねえだろ。」



“もう三十路近いしな”



そう言って、持っていた煙草を一息吸う。



そう言ってから、泰虎に一瞬で近寄って、胸倉を掴む。



………は?

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