第5話
帰り道。
「……目、痛い。」
「あれだけ泣いたら、そうなりますよ。」
そう、私は泰虎にハンカチをもらったのはいいものの何故かそれを使わずに、結局泰虎の肩を借りてしまい、彼の肩の辺りのスーツは悲惨なことになっている。
いや、わざとではないんだよ。
不可抗力だったわけなのさ。
「…ま、泰虎だからいっか。」
「どういう解釈の仕方っすか?」
“別に怒ってはないっすけど…”
私に遠慮しているのか、そう言ってくれる泰虎。
本当、彼は面白いツッコミをしてくれるのでさっきの出来事があった後でも、笑ってしまう。
……そういう面では、有難い。
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