第109話
何か悪くない私が、すごい罪悪感を抱いてしまう。
でも、彼は私が“私”という一人称を彼の前でも使ったことがあるのを本気で分からなかったんだろうか。
いや、でも結構はっきり言っていたから分かっていたはず…
はっ!?
ま、まさか…、彼は私のことを今まで…
「オカマだと思ってたのかあ!?」
「黙れ、阿呆」
バンッと机を叩いたみゃー君に、妄想をできなくなった私は小さくなってしまう。
……何で、こんなにみゃー君怒ってるの?
口調と雰囲気とオーラだけで分かってしまうのは、きっとみゃー君が分かりやすい人だから。
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