第104話

俺は頭を抱える様にして、溜息を吐く。



目の前にいる風間は、未だに“ど、どういうことなんだ?”とボソボソ言っているのが聞こえる。




これ、京也さんに伝えるとか、俺無理だぞ?



真野の裸を、学校の友達が見ちまったとか言ってみろ。





あ、俺明日の命ねえかも。



そう思った俺は、絶対にこのことは京也さんに告げないようにしようと誓った。






バンッ…―――



「真野!!」



すると俺の背後からドアを開ける音の後に、聞きなれた声がした。



振り向くと汗をかいている鹿島と、その後ろに珍しく焦っている柳生。



「すごい悲鳴が聞こえたけど、大丈夫なの!?」



ここからは見えないが、松下の声が聞こえるので全員この場にいるのかもしれねえ。

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