第102話

「てめえら、一瞬でもこの部屋覗いてみろ。



あの世逝かすぞ!!」




その言葉に誰もが恐怖を感じたように、部屋の中に入っていく。



中には、脱げた靴を放り出して部屋に入るヤツも。




ち、鬱陶しい野次馬だ。






それよりもっ!



俺はバンッと音を立てるようにして、勢いよく部屋のドアを開ける。




そこに一番初めに目にしたのは…―――








「ゆ、夢か?夢なのか?」



ドンッ



「い、いや…夢じゃねえみたいだ。……つーか、マジで痛い。」



洗面所の角で足の指をぶつけて、現実かどうかを確かめていた風間だった。

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