第45話

その意味あり気な雰囲気に、私は首を傾げる。



はっ!?



まさか…っ!?





「私が嫌いなの!?」



「決まりきったことを聞かないで」




ああ、やっぱり。



いや、言った自分も薄々その言葉がかえっていらっしゃるんじゃないかと思いましたよ。



だってあなたは、玲衣さん2号ですもんね。



玲衣さんの次に腹黒さんだもんね。





「……アハハ。」



「冗談だよ。本気にしないでくれる?」



でも、こうやって弁解しようとしてくる当夜は玲衣さんよりも純粋中の純粋さんだ。



「純粋さんと書いて、ピュアと読む!」



「さっきの言葉、取り消すね」



いや、当夜を腹黒にさせているのはもしかしたら、私なんじゃないかと思ったのは、多分気のせいなんかじゃないと思う。

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