第46話

「まあ、あれだよ。真野が班員にいるとさ~…」




少し歩いていると、いきなりその話になったので耳をダンボにして聞く。



そうだ。



今後、当夜に嫌われないためにこういうところを聞いておかないと直せないからね。



すると少し遠慮がちに照れながら、当夜はこう言った。













「何っていうか、班員は部屋が一緒だから……女と同じ部屋で寝るのはちょっと俺には無理、かなって。」





…………同じ部屋。



同じ、部屋。




うん、同じ部屋ね。



同じって書いた後に、部屋って書くのね。



うん。









「………は?」



「流石に親友でも、同じ部屋で寝るのはちょっと無理だ。」



赤面しながら言ってくる当夜は、きっと誰が見ても可愛いと思うだろう。

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