第36話

「いや~、真野さんのご飯は本当に、くそまずいですね。」



「文句あるなら、食べないで。」



「冗談ですよ。若頭よりマシですって。」



私が作ったご飯は確かに美味しくはないかもしれない。



まあ、このご飯を見れば誰もがあまり見たくないというのも分からなくはない。



説明できないくらいグロいものなので、私は目をつぶる。



橘君が食べてくれているのが、本当すごいと思う。




でも、これより酷いのは疾風兄だった。



あの人はきっとこの世の誰よりも料理ができない人でしょう。



キッチンに立った瞬間に言う言葉、何だと思いますか?









『おい、刀持ってこい』

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