第35話
「まだいたの、橘君。」
そして家に帰宅すると、なぜかまだ居座っている彼。
「いや~、お帰りなさい。真野さん。ご飯にします?お風呂にします?それとも……儂にします?」
「40代のおじさんには興味ありません」
“まあ、失礼な人や”
って言って、口に手を持っていく姿は何とも気持ち悪い。
この人、本当どうにかしてほしい。
橘君はそんな私を余所に、“まあ…”とその言葉に続きがあるようなことを言いだす。
それに対して意味の分からない私は橘君を見る。
「ご飯もお風呂もできてないですけどね」
いや、もう本当に
この人、どうにかしてください。
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