第16話

だ、大丈夫ってどういう意味だっけ?



えっ!?



もう何でこんなにオレの頭は爆発しそうなくらい、おかしいの!?



頭がパンクしそうなくらいおかしくなったその時――






「黙れや」



バシっという音が体育館に響き渡り、私の後頭部に激痛が走ることになる。



「っっ!?」



とてつもなく痛い後頭部にチョップを入れたのは、誰でもない…。





「猿じゃないんだから、喚かない。」



笑顔でオレを見下ろしている玲衣様だった。



……本当、容赦なく叩きますよね。



ええ、その方が気持ちいいでしょうけどね。




「すみません。」



「分かればいいんだよ、分かればね。」



「玲衣、お前やりすぎだろ?」



今は柳生君のそのお言葉が、とても嬉しい。

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