第3話
気の所為か、と思うて儂は煙草を吸う。
「あいつら、ちゃんと帰ったかな?」
美弥はそう言って、少し心配そうに考え込んどったけどすぐに溜息を吐く。
何を考えよるんかは、儂には分からへんが……まあ、ええか。
「のう、美弥。」
その言葉にすぐさま反応する美弥。
儂はいつものように真野さんとか京也さんに向ける話し言葉やない。
はっきりと言う。
「頼みたいこと、あんねん。聞いてもらえるか?」
「頼み、たいこと…ですか?」
美弥は少しだけ儂の願いに、不信感を抱いたらしい。
そりゃそうや。
久々に会ったヤツからの願いなんて、ロクなもんやないことくらい美弥が想像つかんわけないからな。
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