第11話

教室は見慣れない窓の外の風景で、少しだけソワソワする。



それでも、教室に当夜がいるだけで安心するのは、彼がオレの唯一の親友だからだろう。



そんな彼を見ていると、オレは無性に当夜に抱きつきたくなったので駆け寄ろうとしたその瞬間───








「ちょっ、あんた!!危ない…っ!?」



と後ろからそう聞こえた。



オレはそれが後ろのことだったから、まさか自分のことだとは思わないのでそのままスルーして当夜の方に向かう。






ハズだった、オレの脳内。



しかしその計画はうまくいかずに、オレの背中に凄い衝撃があった。




いや…、これ、は、真面目に、痛い…かも…。



腰を抑えたくても、後ろに抱きつかれている“物体”がオレにそうはさせてくれない。

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