第37話
しかし、それに気づいていない泰虎という男は急いで靴を履きながら、言う。
「俺も一緒に行くんで、待ってください!!」
い、いや…それよりも何で俺の名字知ってんだ!?
そう思って俺は、靴を履いていると分かっていながらも泰虎を引っ張って、急いで玄関を出る。
「え!?ちょ、ちょっと…っ!?まだ、靴履いてるんっすけど!!」
「いいから、さっさとこっち来い!!」
そうして、引っ張りながら、俺達は家を出た。
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