第25話
それにニコニコと嬉しそうに撫でられている真野というガキを見て、調子が狂っていた。
…ガキって、あんなに純粋に笑う生き物だったか?
それとも先に見た疾風っつー、マセガキの所為でこんなにもあの笑顔に心が揺れるのか?
しかし、そんな笑顔なんかに揺れる自分に一番腹が立つ。
ギリッと音をたてて、歯ぎしりをする。
そんな様子に気がついていない真野と疾風は、2人でじゃれ合っている。
泰虎という男と俺はそれこそ違う表情をしていたが、2人を見ていると、次はまた2つ違う足音が聞こえて来た。
足音だけではどんなヤツかは想像出来ず、視線を先程真野が入って来た襖にへと向ける。
そこに出て来た人物とは───
「真野。勝手にウロチョロするなって、親父に言われてたろ?」
「ネェ、ヤアニィ怒ってるよ。」
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