第26話

そう、そこにいたのは…





真野というガキNo.2と、疾風っつー、マセガキNo.2だった。



いや、見たまんまそんな感じだし。



そこで口を開きっぱなしで、そいつらガキを見ていると、『ヤアニィ』と呼ばれていたガキは俺の前をスルーして過ぎ去って行く。




…何だか、正直複雑な気分だ。




そう思っている内にも、次に小さな男、疾風No.2君が『ヤアニィ』にトコトコと後ろをついて行っているのを見た。



まあ、見たまんまからこいつらは兄弟なんかな。



これだけ似てれば、有り得なくもないけど。





そう考えていると、『ヤアニィ』と呼ばれていたガキは真野というガキに話しかけた。





「今日は俺と遊ぶ約束してただろ!!真野!!」



「してたお!!ネェ!!」



…どうやら“してたお”というのは、『してたよ!!』という繰り返しの表現らしい。



分かりにくい。

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