第23話
そして、焦ったように泰虎と呼ばれる男にこう叫ぶ。
「泰虎!!俺、変じゃねえよな!!」
「だ、大丈夫、だと、思いますけど…そんなにかしこまらなくても…」
「顔!!ちゃんと、笑ってるか!!」
「えぇ!?えっと、まあ、いつもに比べればっすかね…」
何の話か分からない俺は、キョトンとしていたのだが、すぐにその話が何なのか分かった。
バタンッ
近づいて来た足跡の正体が襖を思いっきり開いた。
俺は次にそちらに釘付けになる。
そこにいたのは…---
「ああぁあぁ!!!ここにいたんだあ!!銀髪のお兄ちゃん!!」
そう言って、叫びながら俺に抱きついてくるガキ。
座っている俺には丁度いいヒィット感だったみたいで、凄い笑顔で抱きしめてくる。
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