第14話

「大丈夫、大丈夫。疾風なら放っておいても。」



「親父、疾風の兄貴の年齢、分かってます?」



年齢?



えっと、確か晴香が20歳の時の子だから…




「今年、8歳じゃなかったか?」



「何でそんなに平然としてるんっすか。心配じゃないんですか、疾風の兄貴のこと…」



心配?



俺が、疾風のことを?



「全く。」



「…あなたって人は、親馬鹿なのか、そうじゃないのかよく分かりません。」



「親馬鹿なのは、真野の前だけよ。」




「もういいです、俺が探して来ますから。」



スケはそう言って、踵を返したその時----





「俺ならここにいるから、心配しなくても大丈夫だよ。スケ。」



135センチという身長の高さに、無表情の疾風がスケの後ろに立っていた。



それに驚いたスケが、すぐさまに疾風に駆け寄る。

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