第13話

京也SIDE【真野の親父】



「親父!!この辺は異常なしっす!!」



「おう、御苦労だったな。スケ。」



夕方6時くらいのこの時期は、少しだけ暗い。



つっても、春だからこれから日は長くなっていくんだが…、最近はこの辺も物騒だからあんまり呑気でいられねえ。



少しでも治安を守れ、とか周りがうるせえから動かないといけねえし。



…自分の身くらい、自分で守ってほしいね。




ああ、真野に早く会いてえなあ。



きっと真野も俺がいなくて、泣いてるぜ。



そう心の中でシクシクと泣いていると、スケがある事に気がついた。




「あ、あれ?親父、疾風の兄貴がいませんぜ。」



「あ?疾風?」




そういやあ、今日一緒について来たクセに全然姿が見えねえな。



ま、疾風のことだから…大丈夫だろ。

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