第9話
午後5時くらいだろうか。
時計を持っていないので、正確には何時かは分からない。
しかし先程まで晴れていた空は曇天に染まり、雨の予感がする。
傘なんてなく、鞄しか持っていない俺はこれからどうしようかと思った。
何も考えていない、計画性のなさに俺は俺自身を嘲笑う。
本当、自分に呆れるくらい、嫌いだわ。
そう思って、下を向きながら歩いているとドンっと肩が相手にぶつかった。
俺はそれさえも気付かずに歩いていると、相手のヤツが俺の肩を掴んで来た。
それを感じて、俺は無理矢理そちらの方向にへと振り向かされる。
「おいおい、何やってくれてんだ?マジで肩、痛えんだけど?」
軽く当たっただけなのに、難癖入れてくる馬鹿っているよなあ。
そう遠く感じていた。
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