第28話
それに安心した私は、一息ついた。
それを見届けるようにしてから、朱希君はトイレにへと行った。
「なぁ、真野。」
「ん?どうしたの?」
裕貴がいきなり声をかけてきたので、少し驚いた。
しかし、裕貴はそんな私を放って、自分の話したいことを話し始めた。
「お前さ…、何でメニュー見ずにたい焼きって言うんだよ。ちゃんと考えろ。てか、ファミレスにたい焼きなんて置いてないだろ。」
どうやら、裕貴はそこに呆れている様子だった。
でも、食べたかったから仕方ないよね。
それに…
「ファミレスって、何でも置いてあるんじゃないの?」
「じゃ、何でメニューあんだ?」
Σ(゜口゜)!?
確かに!?
何でも置いてあるなら、メニューいらないわ!!
「気付かなかった!!」
「…俺、お前と友達なのが恥ずかしいわ。」
「いやぁ、それほどでも。」
「…どう取ったら、今の褒め言葉に聞こえるんだ?」
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