第27話

ど、どうして裕貴はこんなにも殺気だっているのかしら?



こ、怖いんですけど…っ!?



「えっと…あの…」



と私を睨んでいる裕貴に話しかけると、“あっ!?”といい所で朱希君に邪魔された。



うむ、悪気はないのだろうけど、空気読もうぜ。




そう泣きそうな顔をして、私は朱希君を見た。



「トイレ行って来るね。」



「それ…わざわざ大声だして言う所か?」



「え?……あ!?加藤君、僕のチョコレートケーキ来たからって、食べちゃ駄目だからね!!」



「…食べねぇよ。つか、言うなら真野に言え。」




Σ(゜口゜)!?



私!?私も流石に人のものは食べませんよ!?



そこまで食い意地張ってないっすよ!!




「いやいやいやいや、食べないですよ!!ちゃんとチョコパフェ以外は食べないっす!!」



「…どうだか。」



裕貴はそう言って、少しだけ笑った。



…さっきより殺気だっていないので、ちょっと安心。

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