第26話

思わず出てしまった、的な声でウエイトレスさんはそう言った。



言ってしまえば、信じられないという声だ。



しかし、私は大真面目で言ったのでウエイトレスさんの『かしこまりました』を待った。





ジッとウエイトレスさんを見る私を呆れたのか、裕貴は溜息を吐いた後にフォローをした。






「チョコパフェ、一つ。」



「え、あ!!か、かしこまりました!!少々お待ちください!!」




ウエイトレスさんはそう言って、私達の下を去って行った。






あ、あれ?



たい焼きはどこぞへ?




「…いや、私はチョコパフェよりもたい焼きの方が…」



「文句あんなら、食うな。」



「イエ、アリガタクイタダキマス。」




何故か裕貴から殺気を感じて、縮こまるようにしてカタコトでそう言った私。

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