第72話
『詳しくは聞かないから。今回のことに関係ないし。んで?三人はどうするの?』
「髑髏が解散するかとかは俺たちに関係ないけど、桃里とユウジは友達だから。友達が困ってたら助けたい!」
「桃里が助けてって言ってくれなくても、俺は桃里の力になりたい!」
「二人の言う通りや。正直何が出来るかと分からんけど、友達には笑っててほしい!」
『僕もある人にお願いされたから、とりあえず探さないとねー。麟太郎と壱の居場所分かる?もう病院にもいないでしょ。』
私の言葉に錦が頷き、持っていたスマホを私たちに見せた。
「これって……もしかして?」
「うん、桃里のスマホのGPS。ここは、會田くんのおうちやな。會田くん、今朝退院したみたいやな。ほぼ無理矢理。」
『錦そんなこともできんのか!その前に、アイツあばら折れてたよね?』
「……折れてたみたいやけど、回復力半端ないなぁ。世の中、馬鹿怪力な奴もおるんなら回復力馬鹿もおるんやなー。」
コンピューター関係はあっちで天才級に詳しい奴に教えてもらったことがあるが、父の娘である私が犯罪はしたくなかった。
銃当法違反はバリバリやっちゃってて何行ってるんだってよく言われるんだが……全くその通りだ。
武器マニア。最早コレクションだからと自分理論で、父にも怒られる。
それにしても、麟太郎の異常な回復力も仰天ものだなー。
「ユウジも同じ場所におる……けど、問題は壱沙くんや。」
壱のスマホは電源が切れているらしく、調べても目撃情報すら出てこないらしい。
行きそうな場所も分からないから防犯カメラとかも調べようがないとか。
「壱沙は昨日俺とユウジが病院着いたときにはもういなかった!」
「いるか分かんないけど……もしかしたらアイツ、あそこにいるかも。俺、見てくる!いなかったら連絡するー!皆は先に行ってて!」
分からないと言いながら、大吉は自信があるのか私たちの返事も聞かずに走り出した。
壱のことは大吉に任せ、私たちは麟太郎たちがいる場所に向かった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます