第67話

「カラスさん。」



どんな言葉をかけたらいいのか分からなくて、ただ黙ってカラスさんを見つめる。



カラスさんはそんなオレを見て、一体どんな思いを抱いたのかは分からないが…、とにかく居たたまれない気持ちだったと思う。




オレはカラスさんを文化祭に呼んでしまったことに、罪悪感を覚えた。



オレが呼ばなければ、もしかしたらあんなことにはならなかったのかもしれない。






「カラスさん、ごめんなさい。」



「え?」



「私がカラスさんを文化祭に呼ばなければ、こんなことにならなかったのに…。」



自分が原因を作らせてしまったことにとてつもなく切なさが生まれた。



とめどなく涙が溢れ出しそうなのを、私は我慢していた。




カラスさんはそんな私を見て……

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