第50話

この気持ちは一体何なんだろう?



ああ、俺自身もよく分からなくなった。




自分がどう思っているのかも、自分の気持ちも分からない。




はぁ~、こんなに自分が分からなくなったのは初めてかもしれない。




というか、こんなに分からないんならもう面倒だからいいや。





俺はそう思い、目の前に視線を向けるといつの間にか校庭に来ていたようだ。



人の流れに沿って行っていたので、気がつけばこんな所に…。





あ~、何やってるんだろうか…俺。




そう自分に呆れつつも、出店されている店に何があるのか確かめるために歩き始めた。








と、同時に────





スッ…───




ある男とすれ違った。



背丈は俺よりも断然高く、服装は全体的に黒。



そして、威圧感のあるあの雰囲気。

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