第32話
ゆっくりと顔を裕貴の方に向けると、裕貴はオレの左頬を優しく触った。
いつも猫に触れるような、優しい手で。
びっくりして、オレは裕貴を見つめていると裕貴は申し訳なさそうにして…
「わりぃ…」
と悲しそうに言った。
え!?裕貴が謝るの!?
別に裕貴、何も悪い事してないよね!?
「ぅえっ!?全然いいよ!!てか、裕貴悪い事してないし!!全く怒ってないから!!ほ、ほら!!悪いと思うなら、何か頼みな!!」
そう言って、オレは急いでテーブルに置いてあったメニューを彼に渡した。
しかし、裕貴はそれではどうも納得行かなかったらしくまだオレの頬に触れている。
あああああ、心臓に悪いよ!!
男の人の手が間近にあるっていうのは、心臓に悪いですよ!!
てか、心臓さんにこのままでは怒られてしまうわ!!
どうにかして、この難関から退けねば…っ!?
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