第31話
シーン…----
辺りはとても静かで、先程までの野次馬達の声もいつの間にか止んでいた。
目の前にいる男も怖気づくようにガタガタと震えている。
いくら自分が殴られたからって、これは可哀想すぎる。
しかも、こんな所で喧嘩されても困るし…。
そう思ったオレは、柳生君に支えられながらも裕貴とその男の間にまで行き…
「他のお客様のご迷惑ですので、喧嘩はお控ください。」
と少し大人っぽい対応をしてみた。
オレの後ろに立っていた裕貴が息を呑む気配がし、オレの前にいる男は何も言わずにこの場を去った。
ふぅ…とりあえず、この場は防げたようだ。
なんて、一息をついているとガシっと肩を掴まれてクルリと方向転換をした。
「んにゃっ!?」
そんな奇声を上げてしまい、オレは裕貴がいる方向にへと体を向けさせられた。
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