第20話
そう思いながら、廊下を歩いているとその一歩後ろを歩いていた柳生君がこう言った。
「俺、屋上行ってくるわ。」
オレらと歩いていた柳生君は踵を返して、歩く方向を変えた。
ちょっと今日はご機嫌斜めな柳生君。
って、あんまりいつもと表情は変わらないんだけど。
オレはそんな柳生君は放っておこうと思ったのだが、またしても朱希君が柳生君を引き止めた。
「駄目だよ!!これからマァちゃんのクラスに行くんだから、乃威様も連行~。」
「えええ!?」
ちょっと、朱希君!?
そんな話聞いてないですよ!?
いや、確かにその辺を一緒に回ろうとはしてましてけどね!!
でも、オレのクラスに行こうとしているなんて、聞いてないですよ!?
だって、それイコールオレの働く姿見られるってことですよね!?
恥ずかし過ぎるんですけど!!
「い、いや…オレの働く姿見ても楽しくないと思うけど…」
「マァちゃんのクラス、楽しみだね!!」
うん、朱希君も人の話を聞かない子なのね…。
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