第19話

「にゃはは、マァちゃんと写真撮れたぁ。やったあ。」



うん、まぁ朱希君がそんなに喜んでくれたんだったらいいかな。



って思ってしまうオレは、きっと朱希君には弱いのだろう。



確実に。




しかし、裕貴はそれに対して呆れたように言う。




「俺、これいらない。」



先程撮った写真を朱希君に投げつけるのだが、朱希君はそれを許さない。



「駄目だよ!!記念なんだから、それはちゃんと保管しておいてよね!!」



投げつけられた写真をもう一度裕貴の所に戻して、次は裕貴のズボンのポケットにへとつっこんだ。



うん、やっぱりこの子は一番最強だね。




裕貴ももう諦めたように、そのポケットにしまったままにしていたから。



でも、裕貴は相当写真嫌いみたいだなぁ。



何か理由でもあるんだろうか?





と考えたのが、いくら考えても分からないものは分からないので、それは放っておく事にした。

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