第13話

「うぜぇな、散らばれ。」







聞き覚えのある声だったので、オレはピタリと足を止めた。



うん?この声って……っ!?



嫌な予感がしながらも、オレは勢いよくその集団に振り向くと……







間からチラリと見えたのだ。




機嫌悪そうに女の子達を睨んでいる柳生君の姿が。



オレは咄嗟に教室に貼ってあるプレートを見る。



確かにそこには、2-4と書かれてある。



ああ、君は確か朱希君と同じクラスでしたよね?



店番してたら、女の子達に囲まれてしまいました…的な流れですかね?



うわぁ…見た感じ女嫌いな柳生君なのに、この状況ヤバくないか?



でも、どうやって彼を助けていいかなんてオレには分からないしなぁ。





とここで立ちつくしながら、色々考えているとヒョコっと小さな男の子が姿を現した。



その小さな男の子というのは……

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