第39話

そう決心して、走るスピードを速めた。



これで少しは距離が遠ざかるかと思いきや、そんな事もなく、逆に距離が縮まったように思えた。



オレは、本物の男の体力を甘く見ていたようだ。



死んでしまう。



このままではオレは、間違いなく息絶えてしまう。



それだけは何としても避けなければいけないわ!!



そう思った行動だったのか、オレは血迷った行動に出たらしい。



オレの後ろを走っていたヤツに………





「何してるの!?マアちゃん!」




と驚いたようにオレの名前を呼んだのだから。



そうオレ咄嗟に出た行動とはなんと……









草むしりだったのだ。




それは確かに誰でも血迷ったのか……と思うはずだろう。



でもオレにはそうする事しかできない状況になっていたんだ。



分かってくれ。



「……何してるの?マアちゃん。」



さっき口にした言葉と同じだったのだが、さっきよりも彼は呆れたように言っているような気がした。

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