第15話

「んーだ?お迎えはいらねぇぜ、早弥。」



「美弥はいつになったら、普通に出勤してくるんですか?遅刻が多すぎると理事長に叱られますよ。」



「理事長が怖くて、この世界はやっていけねぇよ。」



「その考えはおかしいと思いますけどね。」



2人は私を忘れているかのように会話し始める。



その時に気付いた。



この二人……似てると。




もしかして、2人はFUTAGOではないのか!?



めっちゃ似てますよ!!



ほら!


だって、ホスト教師の目元とか、真面目教師さんの目元似てすぎだし!!




それに同じ顔じゃないか!



これは紛れもないFUTAGOだという証拠である!



しかも運命かのように同じ職場に勤めているなんて、理事長の手まわしが見える。




そう一人で感心していると真面目教師の方がやっとオレに気付いたのか、こちらを振り返る。



「事情は聞いてるから、困った事があったら教師の誰かに聞いてね。」



と優しくオレにそう言ってくれた。

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