第6話

大和高等学校──



オレが立ったその横にそう書いてあった。



ここが、今日から通う大和高校。



学校内を見渡すために左右を確認してみるが、特に変わった感じはない。



うん、まあまあだね。



オレはそう思いつつ、足を進めた。





やっぱ、授業始まってもう30分すぎてるから誰もいない。



誰かくらいはいるかと思ってたんだけど、意外に真面目なんだなあ、みんな。



と感心しながら歩いていると、オレの前にいきなり……







バキィィッ…──



「グオ…っ!!」




何やら凄い音を奏でて、男の人が前を通って行った。




いや、違う。



通って行ったんじゃなくて、飛んで来たんだ。



しかもその男の人グッタリ倒れたままピクリとも動かないんですけど。

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