第100話

ヒュー…───



そんな風の独特な音が辺りに響く。



柳生君とオレのシャツの裾を揺らす。




そして風さえも待っていたオレ達の会話で先に話したのは…







「てめぇはまた俺からの連絡を無視した。」




柳生君だった。





「い、いや!無視したワケじゃない!!電源切ってて分からなかっただけで…」



と言い訳を言ったのだが、柳生君はそんなのお構いなしに…



「そんなの関係ねぇ!!俺からの電話を取らなかったお前が悪いんだ!!」



と何だかよく分からない事を言い出した。



え!?な、何でそんな理不尽な事を言われてるの!?



そ、そんな事言われても…困るんですけれども。



「おい!!聞いてんのか!!」



「ひゃ、ひゃい!!聞いております!!」



ああ、どうしてオレは今怒鳴られたのだ?

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