第125話

な、流されてはダメよ!!



「い、一さん!一つ、お聞きしてもよろしいでしょうか!!」



「む、何だろうか。妹ちゃん。」



あ、ようやく止まってくれたみたいだわ。



私はこの機会を逃さずに、聞きたいこともまず聞くことにする。





「私と………蘭勝さんの結婚式の日取りはいつになっていますか?」



「……いつだっけー?あー、確か2月の下旬あたりだった気がするけどー。あ、でも身内だけって感じだったよー、結婚式は。」



「身内だけ?」



……普通こういうのって、もう少し大きな会場でしないのかしら?




「そうそう、身内だけ。だって、あれでしょー。さっさと結婚済ませて『本郷家』との絆を強めよーっていう魂胆。全く、七面倒くさいよねー、人の結婚式って。てかてか、俺三十路にもなってまだいい人見つからないのに、嫌味かって話だよね?」



―――…それは自分が悪いのでは?

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