第124話
……ノックもなしに入ってきた堺一さん。
彼って、本当恐ろしく会話が止まらない。
「……い、いえ、私はこの部屋で構いません。お腹もそんなに空いていませんから。」
「え、そう?じゃあ、このクッキー、俺がもらってもいい?今丁度お腹空いててさー。家政婦さんにお腹空いたって言っても、食事制限とかされてるから全然用意してくれないしー。……お、これ意外と美味しいな。今度、作ってもらおー。あ、でも食事制限されているから食べれないんだった。もー、鬱陶しいなー。」
………圧倒されそうだわ。
いや、もう既に圧倒されてるわね、私。
彼に負けじと思い、私は首を振って彼に応戦することにした。
「あの、堺さん!」
「あ、一でいいよー。名字とかあれじゃん。お兄さんになるのにそういうのって面倒っていうかー、形式的にも変だしー。あ、それにね――」
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