第110話

「もう、何なんだよー。喫茶店に行こうとしてたら、いきなり胸倉掴んでくるし、こんな薄暗いところ連れて来られるし…。俺、暗所恐怖症なんだよー。あ、でもこの明るさならまだ大丈夫なんだけどねー。それにしても本当驚いたよ。何、この小説にありそうな展開みたいな?マジで死ぬこと覚悟したよ?俺、入院しちゃって今度の原稿マジで病院で書くことになるんじゃないかって思ってしまったよー。あ、まあ結果オーライなのかね、こういうの。」




――…何だ、コイツ



砦も修誠もいきなりその彼が本性を見せてきたので、こんな厄介な男に手を出してしまったのかと修誠は後悔してしまう。



そしてその相手を置いて、修誠は歩き始めてしまった。

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