第94話

しかし協はそれを見て、何となく理解ができた。



……流石は大稀と面したことのある男である。





「……なるほど。」



「い、今のでご理解されたんですか?」



「まあ、大体。」



それでも他の三人は全く分かっていなかったので、砦はさらに説明を加える。






「『赤い薔薇』の花言葉は?」



「………花言葉?」



瓜が首を傾げた時、その言葉に一番に反応したのはもちろん幸村。








「『アナタを、愛してる』」



「え?」



「もしかして、先輩はそれを伝えるために…っ!!」



赤い薔薇にはそのような花言葉が込められていて、修誠の家でその本があるのを思い出した紗綾は咄嗟にそれを彼に渡すことにした。

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