第74話
隣にいる蘭勝さんに知られてはまずいので、慎重に慎重に。
「四谷さん、以前私に本を貸してくださいましたよね?」
『本?……千歳の家でか?それとも修誠ん家か?』
「……えっと、修誠さんのお家で見かけたものなんですけど…、あれを明日中で構いませんので、何冊か私に届けてほしいんですけど。」
『はあ?何で?』
しばらく、学校へ行かないというのだったら、明日から暇だ。
本でも読まないとやっていられない。
「……また、監禁されるんですよ。」
「軟禁の間違いだろ~?訂正しとけ。」
“俺は鳳凰みてえな趣味はねえ”
隣にいた蘭勝さんが口を挟んで来て、四谷さんにもそれが聞こえたらしく電話越しに笑った。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます