第22話

私は頭を抱えたくなったのを抑えて、席を立つ。



「どこ行くのー?」



「何か飲もうかと。」



「俺、お茶。」



「俺は何でもいい。」



……本気で今殺意が芽生えた。




しかしこんなところで怒るのも馬鹿馬鹿しいので、私はとりあえず言われた通りにお茶を出すことにする。



コップは棚にしまってあるお客様用のものを出して、一度洗う。




この家に私以外の人、入れるの……いつ振りだろう?



確か無断で真護さんと修誠さんが入って以来だろうか?




そんなことを考えつつも、私は洗ったコップにお茶を注いでいると砦がキッチンに入ってきた。



「……一人で運べますよ?」



「いや、そうじゃねえ。」



―――…?

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