第27話

私たちの乗った車が最終的に止まった場所は、海沿いにある平屋。



海沿いの所為かとても寒いけど、日が当たっていて少しだけ暖かくも感じた。





「荷物はどうすりゃいい?」



「あ、ありがとうございました。」



蘭勝さんから荷物を受け取り、運転手さんにもお礼を述べてから家の中に入る。



庭はかなり広くて、中からは幼い子供たちの声が聞こえてきた。




……景親さんの生徒さんだろうか?






「邪魔するぜ。」



「………っ!?」



その声に夢中だったせいか、蘭勝さんが自分の後ろにいるのも気づかず、しかも彼は普通に人の家に無断で入ろうとしていることに驚いた。



「ちょ…、蘭勝さん!!」



「あん?」

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