第7話

「……あの。」



「何だ?花子。」



ランカさんは携帯灰皿をきちんと用意していたようで、それに吸い殻を入れる。



そして中島さんはようやく私の存在を視界に入れてくれた。





「お、お久しぶりです!!」



―――…彼女は素もどうやら、こんな感じのようだ。



「え、ええ。」



「宮様と一緒に助けに参りました!」



「……ランカさんとは、どういうご関係で?」



一番気になるところはそこだ。



今までランカさんと一緒にいるところを見たことなかったし、学校でも彼女はそんなに目立つ存在じゃなかった。



……純粋な疑問だった。






「宮様は私の命の恩人なんですっ!何たって、あの塵山(ゴミヤマ)で――…」

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