第41話
「車回せ。」
ランカさんは通話の相手に命令口調でそんなことを言っているけど、私はそれを気にしている所ではなかった。
―――…さっきの先輩、とても怖かった。
あんな彼、初めて見た。
「砦のことは心配すんな。」
ランカさんはどうやら私が砦を心配していると思ったようで、そう言ってくれる。
心配ではないというわけではないけど、今は少し恐怖の方が大きかった。
「子分が回収しに行ったからな。」
「……そうですか。」
どこかも分からない広い何もない敷地で、私はランカさんとコンクリートの上に座っていた。
人気もなく、本当に彼と二人きりという状態。
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