第22話

さて、何を食べよう。


和食も洋食もある。


人気なのは洋食だけど。


洋食は、当たりと外れがあるから。


和食にしようかな。


トレーに、ご飯と味噌汁。


そして、サラダに焼き魚。


お父さん。


お母さん。


ちゃんと、食べてるから。


不規則な食事はしてないよ。


席に戻ってトレーをテーブルに置く。


少しするとたくさんの料理を持った白井が来た。


かなりの量だと思う。



「それ、全部食べるの?」



「うん!だって、食べたいものたくさんあったから!私、大食いだから大丈夫!こんなのぺろり!!多分、これでも足りないかなぁ」



「そう」



「椎名ちゃんは、少ないね?」



「これくらいでいいの。あと、普通の量だと思う」



ガツガツ食べるその姿を見ると気持ち悪くなってくる。


細い体なのに。


どこに入ってるの?


気になるかも。


レントゲン写真とか見たらどうなっているのだろうか。



「あらぁ?白井さん?また、そんなに食べて………太るわよ?椎名さんの前で、そんなに食べるなんて。高貴な方の前なのよ?」



知らない女が突然来た。


後ろには3人いる。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る