第13話

私を女の子に分類に入れるんだ?


普通の女の子なら、選んであげられたかもしれないけど。


私は、無理だろうな…………………



「どんなのがいいかな?」



「アクセサリー」



「ヤダ」



「ブランド」



「高い。お金ない。そうだ!!凛が買ってよ。いっぱいあるでしょ?無駄に」



「意味がない。千那が買うからプレゼントになると思う」



「だって、お金ないもん。あっ!香水にしよう!凛が出してよ。高いから」



…………………………。



いつものことだけど………………


最近、お金の使い方が荒くなってきたような。


私の貯金の金額知ってるのだろうか。


なぜか、香水を買わされ財布の中身が減っていく。


その他にも、千那の服や物を買わされた。


私の両手にはたくさんの荷物。


香水だけは、自分で持つと言ってそれだけは大事そうに持っていた。



「もう、お昼だね?」



「そうね」



「ファミレスに入ろうよ!ここは、僕が出すから」



「別にいい」



「いいから!!ここは、僕が出すの!!」



なぜ、食事になる時だけ自分で出そうとするの?



「ここに入ろう!」



そこは、家族連れに人気なファミレスだった。


こんなうるさいところで?

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